こんにちは、てぃんです。
今回のテーマはうつ病についてのお話です!
こういうメンタル的な話を実は初めてするわけなんですけど、何で急に?って思う方もいますよね。(笑)

まあそれはタイトルにある通り僕自身が過去に「うつ病」と診断された事があるからなんです。。
だから、そういう過去の経験も踏まえて悩みを抱えてる方々の為に、色々と参考になればなーって思って記事を書いています。
■大学時代のてぃん

というわけで、大学時代の僕のお話をしていきますね。
ちなみに大学時代の4年間はチアリーディング漬けの毎日だったのでそのお話です。
人の評価を気にする
まず、1つ目は人の評価を過剰に気にするということ。
これは振り返ると昔からそうだったなーと思うんですけど、発言1つにしても行動1つにしても人の評価を気にしてしまうんですよ。

自分がこうやって答えたら向こうはどう思うだろうなー?

自分がこれをしたら向こうはどう思うかなー?
常にこの考え方で悩み続けるっていうのはほんとにすごく生きづらいんですよ。
もちろん、相手の気持ちを考えた発言だったりも大事ですし、恋人のプレゼントを選ぶときなんかは「これだったら喜んでくれるかなー?」なんて思うのも当然ですよね。
でもそれはあくまでも自分の思いであって、相手には相手の捉え方があるわけです。それをこっちがいつまでもいつまでも悩んで考えてたらそれは疲れるに決まってますよね。
結局、相手が自分の事をどう思うか?っていう「評価」の部分を気にし始めるとキリがないんです。当時の僕はその「評価」を気にして生きていました。

男だしダサいって思われたくない。

男だし弱いって思われたくない。
当時のチア部が部員40人くらいいて、その中で男が5人くらいだったんでそんな事考えてたんだと思います。。(笑)
気付きました?
「〜思われたくない。」っていう部分。
これを考えてる時間はほんとに無駄だと思います。だって相手がどう思うかなんて自分じゃどうしようもできない部分ですからね。
自分の気持ちは必ず伝わるという勘違い
何だかんだで、部活は4年間頑張ったんです。
そしてこれは3年生の時の話で、チアリーディング競技って1チーム16人で大会に出るんですけどチームキャプテンを任された事があったんです。
それはもう「自分が引っ張らなきゃ!」っていう気持ちでいっぱいでしたよ。
でもですね、、、
そう上手くはいかなかったんです。。。
実はチーム内で部内恋愛をしている2人がいまして、少し大変だったんです。
というのも、チアリーディングって16人で1つの演技を作り上げるわけですよ。
だから1人の女の子を3人で持ち上げたりとかいう技もやるわけです。
コミュニケーションが必須じゃないですか。
それがどう頑張っても出来なかったんです。(笑)

今の技のタイミングどうだった?

・・・・・・・・・・

今の技のタイミングどうだった?

もうちょっとこうして欲しかった。

もうちょっとこうして欲しいみたいです。

オッケー!じゃあそれでもう1回やってみよう。
これどういう状況か分かりますか?
僕が聞いても答えないんですけど、彼氏が聞くと答えるんです。
今考えるとよくこれで大会まで行けたなと思うんですけど。(笑)
当時の僕は必死でした。コミュニケーションがとりたい。自分の気持ちを分かって欲しい。とにかくこの状況をどうにかしたい!って思ってました。
真っ向からしっかり話せば分かってくれると思ってました。でもダメでした。
ちなみに誤解無いように言っておくと、普段は普通に話してくれる女の子なんです。
だから、先輩たちに気を使って思ってることを言えなかったのか、それとも彼氏にしか自分の思ってることを言わない子だったのか、それはいまだに分かりません。
そして結局、自分の悪い癖が出ます。。

自分のまとめる力が足りなかった。自分のせいかもなー。
自分の殻に閉じこもる
そして気づけば自分の殻に閉じこもってました。
振り返るとほんとこの頃はそれ以外にも色んな事が重なった感じなんですよね。
当時、兄と2人で暮らしてたんですけど、僕の家での様子を見た兄が「お前とりあえず1回病院行ってみれば」って言ってきたので病院に行ってみたら「うつ病」って診断されたんです。
この時期の事は正直あんまり覚えてなかったりするんですけど、覚えてるのは①眠れなかった事と②起きれなかった事と③人の目を見るのが怖かったっていうこの3つですかね。
①眠れなかった事っていうのは、ほんとにそのままなんですけど眠れないんです。
この時期ってほんとに無気力状態でやる気なんて1ミリも起きないしずっと家にいてボーってしてたりしてるんでもう出来る事は寝るくらいしかないはずなんですけど寝れないんですよ。
②起きれなかった事もそのままですけど、まあ起きれない。起きれないというか布団から出られないっていう事ですね!
そもそも熟睡なんて出来なくて気づけば朝になってて、人に会いたくない。外に出たくない。何もしたくない。って感じです。
③人の目を見るのが怖かったのもかなり重症で、仲の良い友達の目でさえも見れなくなりました。
これはね、自分でもやばいなって思います。そしてそんな自分が嫌いになるわけですよ。

友達は心配してくれてるのに自分は目も合わせられない奴なんだ
もう何かほんとに全てが悪循環なんです。何をどうしたらいいか分からない。。そんな事を経験したのが大学時代のてぃんのお話です。(※ちなみにこの症状は時間が解決する形でいつの間にか元気になりました。)
■大学卒業後のてぃん

気づけば大学を卒業し、自分の目指していた東京消防庁へ!!
当時は何も考える事なくただ元気な日々を過ごしていたんですが、ふと「何で自分はあんなに辛い思いをしたのか?」と過去の苦しみについて考える事があってその時気づいたんです。

昔と今では価値観とか考え方が全然違う!!
ということに気づいたんです。(笑)
カッコ悪くて良いし弱くて良い
じゃあ何がどう変わったのか?という事なんですけど、1つ目はこれですね。
何かその「評価」を気にするっていう部分にも被ると思うんですけど、周りをあまり気にしなくなりましたね。
昔の僕だったら、、

今の言葉どう思われたかなー?

あの人より評価低いかなー?
とかですね。(笑)
でも結局周りの評価を気にして作り上げた自分って、もはや自分じゃないわけですよ。
それに気付いてからは、自分に正直になれましたね。
それこそ、今この話をしてるように人に自分の弱さを話せるようになったんです。
そしたら色んな物事の考え方がどんどん変わり始めたんです。
- カッコ悪い自分を楽しめるようになった。
- 弱い自分も認められるようになった
- 自分の弱い部分を人にも見せられるようになった
- 笑う事が多くなった
- 人付き合いが多くなった
何か他にもまだまだたくさんあるんですけど、ざっとこんな感じですかね。
人間そんなに強くないわけじゃないですか。
だから弱さを見せるのは恥ずかしい事じゃないし、人に弱さを見せれる事がむしろ強さなのかもしれないですね。
僕ほんとに「うつ病」って診断された事が恥ずかしくて、最初は友達とかに言えなかったんです。
それで初めてこの話を他人に出来たのは、「消防学校の同期」なんです。
自分だけで抱えてるものを他人に話すってこんなに気持ちが楽になるんだー!!って気付きました。
その辺りから価値観とか考え方が変わっていったんですよね。
そして自分の弱い部分を他人に見せると、周りの人達も僕に対して弱みを打ち明けてきたりするんです。そういうもんなんですよね。
人はそれぞれ考え方が違う
2つ目はこれです。これって当たり前の事なんですけどね。当時の僕は分かってなかったんだと思います。致命傷です。(笑)
先ほどの大学時代のお話にあった通り、自分の気持ちに固執し過ぎてたんですよね。
確かにチームをまとめる上でどうしてもコミュニケーションは取りたかったんですよ。そこを押し通しすぎたんでしょうね。気持ちの余裕とか柔軟さがなかったんです。頑固だったんです。自分の気持ちは絶対相手に伝わるみたいな所があったんです。その考え方が結局自分を苦しめたんです。

さすがにコミュニケーションは取ってもらわないとね。。。
なんでそれが伝わらないんだろう?なんで?
もうね、伝わらないもんは伝わらないんですよ。(笑)
人それぞれ考え方が違うから。それを当時知っていれば、「まぁこういう人もいるよね」ってもっと気持ちに余裕が持てたかもしれないです。
周りに頼る
そして3つ目は周りに頼るという事ですね。
これもすごく大事!!
これがねー、大学時代ほんとに出来なかったんです。病んでる時なんて助けてもらってばかりだったんですけどね。それなのに自分からは頼ろうとせず、自分の殻に閉じこもる。
ほんとにたくさん迷惑かけて申し訳なかったです。
頼るっていういうとあれですけど、ほんとに自分の悩みとか弱さとかを誰かに話すだけで良いんです。そしたら絶対助けてくれますし、やっぱり自分の中だけで抱えずに誰かに話すことですごく気持ちが楽になりますよ!!
人って不思議で自分が誰かに頼ると、今度は誰かから自分が頼られるようにもなるんですよ。
■自分を大切にするということ

結局こういう事です。自分を大切にしましょう!!
自己中でいろって事じゃないですよ?(笑)
自分が悪かったら反省して次に活かさなきゃいけないし、人の意見には耳を傾けるべきだと思います。
でも、他人に左右されて自分が傷つく必要はないです!!
自分の気持ちは自分にしか分からない
結局、自分の気持ちは自分にしか分からないんですよ。これはもちろん家族内でもそうだと思いますよ。僕両親にはすごく感謝していて、母親なんて男には想像も出来ないほどお腹痛めて僕を産んでくれたわけなんです。
そして大人になり社会に出てから気付いたんですけど僕は両親から相当な愛情を受けてたんだなって気付きました。友達に「お前の親はそこまでしてくれるの?」とか言われるわけですよ。
そうやって言われるのが正直嫌だった気持ちもあるんですけど感謝はしてます。ほんとに。(笑)
そういう環境で育ったので、昔は少し両親の考えに依存する的な所もあったんです。でもやっぱり血が繋がってるとはいえそれぞれ別の時間を過ごしてるわけだし、生きてきた時代の流れも違う。
だから考え方は違くて当然なんですよ。
何か相談事をした時に、家族も含め周りの人達がたくさんアドバイスくれると思うんです。そんな時に絶対迷う事もあると思うんですよね。
だからもし、何かに迷ってる人は最終的には自分の気持ちを大事にして欲しいなって凄く思います。勘違いして欲しく無いのはアドバイスは聞くだけでいいってことでは無いです。
アドバイスを聞いて自分の気持ちが変わることもあると思います。
そして最終的に自分の気持ちで動いた行動って失敗はあったとしても無駄なものは1つもないと思うんですよ。
必ずその行動は何かに繋がると思います。
自分にしか分からない自分の気持ちを大切にしてあげてください。
自分がどこに一番ストレスを感じるのか?
そして、生きてく上で必ずつきまとうこのストレス。
ほんと厄介なやつですよね。
正直ストレスを感じない方法とかは僕は知らないです。(笑)
だから、自分が何に一番ストレスを感じるのかを知っておくべきだと思います。
ほんと人それぞれですよね。人と話す事が嫌いな人もいれば好きな人もいる。
褒められるのが好きな人もいれば嫌いな人もいると思うんですよ。

ちなみに僕は「これをやれ。あれをやれ。」みたいな圧迫的なものがストレスなんです。
後は「こうあるべき」みたいな常識もストレス。(笑)
それ以外はストレスフリーです。
やっぱり自分にとってのストレスを知っておかないと対処できないですよね。
ストレスからしっかり逃げる
正直ストレスと共存みたいな所もあると思うんですけど、ほんとにどうしようもないくらい無理だと思ったら逃げた方がいいです。身長とか体重とかと一緒でストレスに対する器の大きさも人それぞれなわけですよ。だから弱いとかじゃないし、周りの人は頑張ってるからとか思う必要も全く無いです。一度逃げてまた頑張ればいいんですよ。
そして辛かったら周りを頼ったらいいんです。
もうほんとに誰も頼る人がいない!!!って人は僕がいますんで。(笑)
コメントでもなんでもして下さいね。
今回は僕の大学時代の話や過去の経験を踏まえて、メンタル的なお話をさせて頂きました。とにかくね、自分を大切に生きていきましょう。
■おまけ
最後に1曲紹介させて下さい。(笑)
plentyさんってもう解散しちゃったみたいなんですけど、ほんとにいい歌詞書くんですよ。
僕が人間関係とかで悩んだりしたらたまに聞く曲なので載せときますね。
plenty 「人との距離のはかりかた」
plenty :人との距離のはかりかた
作詞:江沼郁弥
作曲:江沼郁弥

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