こんにちは、てぃんです。今回は東京消防庁に入りたいという方は必見です。僕が実際に実践した勉強方法や試験対策などをお話ししていきたいと思います!
というわけで、実は僕元消防士なんです。
そしてタイトルにある通り、僕自身が実際に3ヶ月前からの試験勉強で東京消防庁に1発合格出来たんです。
それはただガムシャラに過去問を解いたり勉強したわけではありません。
■東京消防庁の難易度について
というわけで、これからお話ししていくわけなんですけど。
まずは東京消防庁に受かるのは大変なのか?という話をしていきますね。
試験の倍率について
こちらが東京消防庁の公務員試験の倍率(I類1回目)になります。
年度 | 受験者数 | 1次合格 | 最終合格 | 倍率 |
令和2年度 | 2976 | 819 | 437 | 6.8 |
令和元年度 | 3861 | 1257 | 441 | 8.8 |
平成30年度 | 4572 | 1207 | 407 | 11.2 |
平成29年度 | 4890 | 909 | 279 | 17.5 |
平成28年度 | 4837 | 1099 | 365 | 13.3 |
平成27年度 | 5085 | 1196 | 424 | 12.0 |
平成26年度 | 5892 | 1100 | 390 | 15.1 |
平成25年度 | 7015 | 1094 | 396 | 17.7 |
これを見て、僕びっくりしたんですけど倍率がどんどん減ってるんですよ。。
最近消防士さんはあんまり人気ないんですかね?
というわけでまずこれを見る限り、受かる可能性はかなりあります!
試験の内容について
次に試験内容について簡単に説明します。
大きく分けて1次試験と2次試験に分かれます。
1次試験
- 筆記試験:ここでしっかり点数を取らないと足切りをくらいます。
- 論文試験:筆記試験で点数が取れていないと論文すら見てもらえません。
- 適性検査:対策は特になく問題に対して素直に答えていれば問題ないと思います。
2次試験
- 体力試験:得意不得意あると思いますが、腹筋や腕立て伏せ、持久走の基本的な3つは消防士になりたいのであれば自分の限界までしっかり頑張りましょう!!人と比べる必要はありません。
- 面接:後は自分の本気度をしっかり伝えるだけです。消防士試験の面接ではほんとに気持ちの部分が1番大事だと思います。
つまり、1次試験は筆記と論文の対策をしっかりすること。
2次試験はしっかりと基礎体力と自信をつけてから望むこと。
たったこれだけの話ですよ!!(笑)
倍率も下がってきてるので、対策をしっかりとすれば合格する可能性大です!
では、これからその対策についてお話ししていきますね。
■試験に受かるコツ(1次試験編)
これはあくまでも僕なりの方法なので、賛否両論あったりするかもしれないんですけど試験までもう時間がない!!という方は、ぜひおすすめです。
まず過去問をやってみる
まずこれですね!本当に大事!
まず実際にやってみないと何を勉強して良いかも分からないですからね。
なので、いきなり参考書から勉強し出すのは今回のテーマから行くとアウトです!
このテキストで過去5年分の過去問は出来るみたいですよ!
試験の傾向を知る
次にこれです。僕確か過去問10年分くらいやりました。もちろん最初だから点数なんて全く取れないですよ。(笑)
でもこれだけやると試験の傾向が分かってくるんです。
ちなみに、、、試験分野を大きく分けると。
・国語(文章理解)
・英語(英文理解)
・数学(数的処理)
・日本史・世界史
大体この4つなんですよ。
それで、過去問をたくさんやるとやっぱり同じような問題があったりするんですよ。数的処理なんて特に!
答えが違うだけで解き方は一緒みたいな。
当たり前ですけど、過去問やってただ答えを覚えたって何も意味ないですよね。大事なのは、こういう系統の問題が出てきたらこういう解き方をしよう。って引き出しを作っておく事なんですよ。
自分の得意分野と不得意分野を知る事
これは勉強にかける時間の話になってくるんですけど、苦手なことを頑張るってそれだけ時間かかりますよね。だから得意な分野を徹底的に伸ばすんです!
何せ試験までは後3ヶ月しかないので!!(笑)
でもここで勘違いして欲しくないことが1つだけあります!!
もし試験の傾向を掴んで、この問題はよく出るっていうのが分かっていたらそれはやっぱり不得意でも捨てちゃダメです!!
ちなみに、数学(数的処理)の部分は徹底的に勉強した方がいいです。東京消防庁の試験には圧倒的にこの分野が多いです。もはやここを制したら合格はかなり近いです!!
ちなみにこちらが数的処理の問題集です。
僕はこのTACさんが出しているシリーズで勉強しました。
試験中の時間の使い方
これは試験中の時間をどう使うかっていう話で、3つ目の話に近いんですけど得意なところから解いていくっていう感じです。ひとまず難しそうなやつに時間を使わないこと!!
試験時間結構ギリギリか足りないくらいなんですよ。
そして実は僕なりの作戦が1つあるんです。。
それは国語と英語の文法問題なんですけど、長文読解なのでコスパが悪いんですよ。(笑)
それで僕の場合は英語が苦手だったので、もう文章は飛ばし読みで、答えなんて勘で選びました。
だって分からない単語とかもあったりする中で頭使って時間を掛けて文章を呼んでまで解いて、もし間違ってたら時間めちゃくちゃもったいなくですか?
しかもですよ、マークシートだから勘でも当たってるかもしれないんですよ!(笑)
論文試験について
論文試験に関しては、過去問対策と模擬論文が重要です!
まずは過去問対策として、過去にどういう論題が出されているのかをチェックして、実際に論文を書いてみましょう!
書き方のコツとしては、まず結論を最初に書くことです。論題に対して、「私はこう思います」って言い切っちゃうんです。
後は何でそう思うのかってところを肉付けしていく。
後は、同じ論題が出題されるわけないので最近の話題なんかで実際に論文を書いてみることが大事!
■試験に受かるコツ(2次試験編)
ここまできたらいよいよ2次試験!
本気で消防士になりたいなら最後まで全力で頑張りましょう!!
体力試験
体力試験の内容はこんな感じです!
結構てんこ盛り。。(笑)
でもでも諦めたらダメです。
腕立て伏せ
これはもうほんとにやるしかない!!やっただけ強くなります。(笑)
しっかりと顎を床につけるのを意識してください。
上体起こし(腹筋)
これもやった分だけ!
今できなかったとしてもやれば絶対それなりに出来るようになるんです!
試験当日と同じように誰かに足を押さえてもらって実際にやってみるのも効果的です。
立ち幅とび
これに関しては僕は多分何も対策してません。
ちゃんと腕を振って、膝のバネを使ってなるべく遠くまで飛びましょう。(笑)
ほんとに申し訳ないんですけど、立ち幅跳びってそんな急激に伸びる種目じゃないと思うんですよね。。。
気合で飛んでください!!
握力
これはまあ対策できますよね。
握力グリップをにぎにぎしてれば少しは握力が強くなるはずです。
長座体前屈
これも対策できます。
効果的なのは、お風呂上がりにやることですね!
お風呂上がりが一番体が伸びやすいんで、頑張って伸ばしましょう。
後、コツは息を吐きながら伸ばすことです。
息を吐くことによって限界より少し先まで伸ばせます!!
1km走(ランニング)
これも重要な要素で、消防学校に行ってからは1500m走をやります!
対策としては、ただ毎回1km走るんじゃなくて常にちょっとでも速いペースで走れるようにすることですね。
タイムを測りながら、少しずつタイムを縮められるように頑張りましょう!!
反復横跳び
僕の時もそうだったのでおそらく体育館でやると思います。
なのでシューズのブレーキはしっかり効く状態がいいですね。まあ体育館シューズだったら普通に大丈夫だと思いますけど!
これも本番ぶっつけじゃなくて練習しといた方がいいですね。(人によっては練習場所困ると思いますけど、例えば市民体育館とか?)
面接対策
遂に最後の関門です!
ここで僕がアドバイスできる事は2つですね。
消防官としてのビジョンを描いておく+話せるようにしておく
これは、消防だけに限らずだと思うんですけど自分がどうなりたいのか。
ビジョンがない人を採用するわけないですよね。。
難しく考えず、シンプルでいいんです。
とはいっても当時の僕もすごく考えました。(笑)
人を助けたいんです!!ってみんなそうじゃないですか。
だからそれよりもっと具体的な部分ですね。
例えば、、、
最初の3年間は消防隊として経験を積みながら基礎的な知識や技術をしっかり学んで、その後はレスキュー隊に入って人命救助に携わりたいです!その為に体力作りや勉強にしっかり励みます。何より、自分が消防官であるということを常に心に刻んで業務以外のプライベートなどの時間においても人の役に立てるよう奉仕の精神をもって生活します。自分はそういう消防官を目指します!
当時こんな事を言ったかは覚えてないですが、思ってる事を具体的に言うことが大切です!!
気持ちが込もってる発言って絶対伝わるんで。
自信を持つ事
そして最後に!!
自信を持つ事です。
面接まで来てる時点ですごい事なんです。しっかり勉強もしてきて体力づくりもしてきて。
ほんとに消防士になりたいからそこまで来れるわけですよね!
だから自信を持って面接に臨む事です。
熱い想いは必ず伝わります。
僕面接で1個だけ覚えてることがあって、最後に面接官の方に、「最後に聞きます。絶対に東京消防庁に入りたいですか?」って聞かれたんですよ。
だから、もう当たり前やん!と思いながらデカい声で言ってやりましたよ。
絶対に東京消防庁に入りたいです!!
まあ聞かれたから答えただけですけど、このくらい暑苦しくて良いんだと思います。(笑)
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