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【消防士】消防士の1日の流れ|24時間勤務のスケジュールを元東京消防庁職員が時間ごとに紹介

【消防士】消防士の1日の流れ|24時間勤務のスケジュールを元東京消防庁職員が時間ごとに紹介 元消防士・防災

※本記事にはプロモーション(広告)が含まれています。

消防士の1日は、朝8時半から翌朝8時半までの24時間勤務です。点検、午前と午後の訓練、自分たちで作る夕食、夜のミーティング。仮眠に入れるのは0時ごろからでした。

ただ、これは出場が少ない日の話です。火災や事故が重なると、自由時間も仮眠もなくなり、交替したあとも昼前まで署に残ることがありました。

私は東京消防庁で約6年、ポンプ隊として働いていました。この記事では、最後にいた出張所での1日を、出場が少ない日と重なった日に分けて時間ごとに書きます。

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消防士の1日の流れ(出場が少ない日)

朝8時半に前のチームから引き継ぎ、次の日の朝8時半に次のチームへ引き継ぎます。出場がなければ、だいたい次の時間割で進みます。

消防士の1日(出場が少ない日)
  • 8:30
    大交替

    前のチームと引き継ぎをします。

  • 8:45
    一次点検

    まずは点検です。車や資器材に異常がないか確認します。

  • 10:00
    訓練

    午前中の訓練が始まります。

  • 12:00
    昼食

    お昼は自分たちで作るところもあれば各個人の所があります。

  • 13:00
    訓練

    午後の訓練が始まります。

  • 15:00
    夕食作り

    夜ご飯は大体どこの消防署も自分たちで作ります。(出張所だと1人で作る)

  • 17:00
    夕食

    消防士の夕食は早いんです。(※夜お腹空く)

  • 18:00
    日夕点検

    朝の段階で点検はしているので、夕方は最低限の点検(5分〜10分)をします。

  • 18:30
    ミーティング

    訓練の振り返りや教養の時間になります。

  • 19:00
    自由時間

    ここからは基本的には、自由な時間になります。
    ほんとに何もない時もありますが、意外にも事務処理があったり何かしら業務があったりします。
    若手なんかは、自主訓練の時間に使ったり筋トレをしたり。
    後食事当番の人は朝ご飯を作ります。

  • 0:00
    仮眠時間

    大体この辺から仮眠をとっていい時間になります。
    若手のうちはなかなかこんなに早くは寝れないですが、、(笑)

  • 3:00
    仮眠時間(若手)

    これでも早い方かもしれませんが、自主訓練をしたり知識の勉強をします。

  • 6:00
    起床

    朝は放送が流れるのでそれで起きます。
    起きたらまず掃除をします。

  • 7:00
    朝食

    大体この辺の時間から朝食に入ります。
    ぼちぼち次のチームのメンバーが出勤し始めます。

  • 8:00
    申し送り

    次のチームのメンバーに業務の申し送りをします。

  • 8:30
    大交替

    お疲れ様です。長い長い1日が終わりです。

出場が重なった日の1日

上の時間割どおりに終わる日ばかりではありません。防災訓練の指導が入り、午後と夜に出場が重なると、次のようになります。こういう日は、けっこうありました。

消防士の1日(出場が重なった日)
  • 8:30
    大交替

    前のチームと引き継ぎをします。

  • 8:45
    一次点検

    まずは点検です。車や資器材に異常がないか確認します。

  • 10:00
    防災訓練

    小学校などの教育機関を始め、事業所などで防災に関する指導をします。

  • 12:00
    昼食

    お昼は自分たちで作るところもあれば各個人の所があります。

  • 13:00
    災害活動

    火災や交通事故など災害活動に出動します。

  • 17:00
    夕食作り

    もちろん夕食は作らなきゃなので、猛ダッシュで作ります。

  • 18:30
    夕食

    一般の家庭からしたら普通かもですが、消防士の感覚だと遅いです。

  • 19:00
    日夕点検

    もう全部時間が押していきます。

  • ❌
    ミーティング

    事務処理などの業務がたまっているときはミーティングをしないこともあります。

  • 20:00
    事務処理

    また詳しく話しますが、火災の現場に行った後には「火災調査」という業務があります。※自由時間などありません。

  • 22:00
    災害活動

    事務処理が終わる間も無く、次の災害活動へ。

  • 2:00
    事務処理

    もう諦めて明日に回します。(もちろん仮眠せずに頑張るのもありです。)

  • 6:00
    起床

    朝は放送が流れるのでそれで起きます。
    起きたらまず掃除をします。

  • 7:00
    朝食

    大体この辺の時間から朝食に入ります。
    ぼちぼち次のチームのメンバーが出勤し始めます。

  • 8:00
    申し送り

    次のチームのメンバーに業務の申し送りをします。

  • 8:30
    大交替

    お疲れ様です。でも今日はここで帰れません。残りの事務処理を済ませて帰りましょう。(※次回当番日にやるのも1つですが、次回当番日がもしまたまた忙しくて業務が溜まり続けるのが私は嫌だったので)

  • 11:00
    業務終了

    業務にもよりますが、帰るのは大体このくらいですかね。たまーにですが、昼食を食べてもうひと頑張りします。

火災の現場に出たあとには「火災調査」という事務の仕事があります。夜に終わらなければ、交替のあとに残って片づけます。次の当番の日に回すこともできますが、次も忙しいと仕事がたまり続けるので、私はその日のうちに済ませて帰っていました。家に着いたら、そのままベッドです。

24時間勤務の仮眠は何時から?

仮眠を取ってよいのは、だいたい0時ごろからです。朝は6時に放送が流れて起床し、まず掃除をします。

若手のうちは、0時にはなかなか寝られません。自主訓練や知識の勉強をしていて、仮眠に入るのは3時ごろ。それでも早いほうかもしれません。出場が重なった日は、仮眠の時間がそのまま出場と事務処理に変わります。

食事は自分たちで作る

夕食は、だいたいどこの消防署も自分たちで作ります。15時ごろから作り始めて、17時には食べます。消防士の夕食は早いので、夜はお腹が空きます。

私がいた出張所では、夕食を作るのは1人でした。午後に出場が入った日は、戻ってから猛ダッシュで作ります。食事当番の人は、夜のうちに朝ご飯も作ります。昼食は、自分たちで作る署もあれば、各自で用意する署もあります。

交替制勤務と毎日勤務の違い

消防士の働き方は、大きく交替制勤務と毎日勤務の2つに分かれます。

交替制勤務は、24時間ずつチームで交替していく働き方です。私がいた東京消防庁は3つのチームで回す3部制でした(自治体によっては2部制のところもあります)。2026年10月に確認した時点で、東京消防庁の採用情報サイト「働き方」には、交替制勤務の勤務時間は8時30分から翌日の8時40分までと書かれています。

毎日勤務は、月曜から金曜まで働いて土日が休みの働き方です。同じページでは、勤務時間は8時30分から17時15分、消防官は月に2回ほど泊まりの当番があると案内されています。

1チームの人数と部隊

1チームの人数は、消防署の規模でまったく違います。私の場合、1年目にいた本署(管轄のもとになる消防署)は1チーム30人くらい、最後にいた出張所は1チーム12人でした。出張所では、素晴らしい上司たちのもとで働かせてもらいました。感謝しかありません。

人数の差は、部隊の数の差です。本署には、部隊の指揮をとる指揮隊と、はしご隊があります。救急隊は本署に2隊が基本で、出張所には救急隊がないところもあります。私がいたポンプ隊は、本署にも出張所にもあります。

私がいた出張所は、ポンプ隊(4人)が2隊と救急隊が1隊でした。ポンプ隊はホースを積んだポンプ車で主に火災に出ますが、救急や交通事故の現場にも行きます。救急隊は患者さんを病院まで運ぶ役割で、車にはストレッチャーや救急の資器材を積んでいます。

火災の現場でポンプ隊が何をしているかは、こちらに書いています。

消防士の1日を読んで「自分にできるかな」と思った方へ

24時間の当務、思っていたより長くてハードに見えたかもしれません。

でも、体力は試験勉強と並行してつけていけば大丈夫です。
私自身、試験の3ヶ月前からの独学でしたが、
勉強ばっかりだと集中力が持たないので、あえて体力づくりを間に挟んでいました。

勉強の進め方と、体力試験の対策はこちらの記事にまとめています。

筆記は、いきなり参考書から始めるより、
まず過去問を1回解いてみるのが私のやり方でした。
私が使ったのもTACのシリーズです。今は最新版が出ています。

消防士を目指すなら、試験の前に知っておきたいことも読んでみてください。

元消防士・防災
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